東晋 王義之大唐三蔵聖教

拓本・法帖王羲之 集字聖教序

 王羲之の行書の中から文字どおり字(墨跡)を集めて聖教序全文を構成したもの。

 王羲之(307-365)は東晋の人、唐の太宗によって書聖と称えられた。

 聖教序はその太宗の頃三蔵法師玄奘が西域を経て天竺にいたり貴重な仏典を唐にもたらした。

 その翻訳にあたり太宗の助力を求めた。玄奘を優れた知識と経験が太宗の心をを動かしてついにその強力な援助を得ることができた。

 玄奘はこの翻訳事業いっそう意義あるも のとするために推薦文を与えるよう太宗に求めた。それが聖教序である。

 創業間もない唐朝の確立を急ぐ太宗と危機的な状況にある仏教の興隆を図る玄奘との間に行われた交渉には両英傑のはげしい息づかいさえ感じられる

 

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最終更新日:2010年3月16日